目黒区の風景


ニートや引きこもりの若者の支援体制を整備する「子ども・若者育成支援推進法」が先週7月1日、参議院本会議で可決・成立となった。

昨日、NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族連合会)の本部代表の奥山理事長からこの法案成立を祝うメールが届いた。本当に関係者にとっては嬉しい限りである。

この法案には「若者や子ども支援の国・地方自治体の役割を検討するため、内閣府に首相を本部長とする育成支援推進本部を設置。これまで児童相談所や非営利組織(NPO)などがばらばらに手掛けていた子ども・若者支援をネットワーク化する事が盛り込まれている。」

今まで、引きこもりで悩まれている家族の方々や関係者から直接お話しを聞き、大変な状況を舛添大臣など厚労委員会などでも何度も質問をし対応を進めてきていた。昨年はKHJ全国大会にも参加させていただいた。

また地方の公明党議員の皆様からも要望・意見を聞きながら、今回の法案が閣議で出る前から、部会内でも引きこもりの方々の意見・要望等を伝えながら法案が練られてきた。4月から6月までの3ヶ月間で衆議院・参議院の内閣委員会で審議され、7月1日全会一致での成立の運びとなった次第である。

今までなかなか光の当たっていなかった引きこもり支援に法的な根拠が一応なされた事は大きな前進である。またこれからが大事である。今後の推進について、具体的な課題も山積している。今後とも引きこもり支援推進に努力してまいりたい。

本日は目黒区内を1日中、支援のお願いに廻る。夕日が綺麗に映えた風景には癒される思いであった。