早朝、香川から徳島に移動。夏特有の入道雲で本日も暑い1日となる。
午前中、「NPO法人ほっとハウス」(松本千鶴理事長)を3年ぶりに訪問。参議院選挙前に2006年11月に初めて訪れ、ダウン症の松本幸子さん達から千羽鶴や励ましの手紙をいただき、大変感激と共に障がい者の方々が安心して生活でき、希望をもって働ける環境の整備・充実を決意した場所でもある。
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2006/11/18_61.html
障がいをもつ利用者やスタッフ・家族の皆様が拍手と歌で出迎えていただく。
SMAPの「世界に1つだけの花」を手話入りで。笑顔一杯・心のこもった歌と踊りに胸が熱くなる。
また1人1人が人生について考えている事(夢や希望)を画用紙に表現した内容を紹介してくれる。「人生は1歩ずつ歩くこと」「わたしのきぼうはみんなといっしょにしごとをすること」「ともだち大すき」「私のゆめはかぞくが元気でいることです」等など。素直な自然な心が映し出され感銘を受ける。
NPO法人を立上げ、10周年を迎え、さらに地域への貢献も含めて頑張って取組む松本理事長達と懇談。課題・要望など伺う。さらに障がい者施策充実に全力で取組んでまいりたい。
帰りには「働くマン音頭」「健康体操」とさらに元気な踊りを披露。本当に皆様の真心に感謝である。
本日は徳島市・鳴門市の企業・団体・施設など訪問。
社会福祉法人「さわらび会」運営の特別養護老人ホーム「かもな園」軽費老人ホーム「ケアハウス田園」(川内良子施設長)などを小林徳島市議と視察。高齢者介護の現場の声を伺う。
特にケアハウス田園では、地域交流ホール「田園ホール」を活用し、施設開放と地域交流を目的とした田園コンサートが開催されている。今までに69回のコンサートを開催。入居者はもちろん地域の方々や音楽に関心のある方が毎回80名来られるという。
場所を案内していただくが、すばらしいピアノの田園ホールや油絵教室など入居者の皆様が健康で明るく楽しく暮らせる環境が整備され、文化や芸術に力を入れておられるのが、印象的であった。
夕方はITを活用して障がい者の就労促進などに取組んでいる鳴門市のNPO法人JCI・テレワーカーズ・ネットワークを訪問。猪子理事長と在宅就労やテレワーク支援などで意見交換を進める。
時間と場所の制約から解放された新しいワーキングスタイルとライフスタイルの創出・実現のために、障がい者に対するICT講習会の運営、在宅学習支援、ICT利活用による在宅就業の創出など多角的な事業展開されるJCI。
今後の障がい者の就労支援等に貴重なヒントをたくさん頂いた。