朝、高松駅からマリンライナー号で岡山。青い空に瀬戸内海に浮かぶ瀬戸大橋。清清しい光景に心がなごむ。新幹線経由で東京へ向かう。車中で新聞・書籍・ブログ等の研鑽にあてる。
本日はお年寄りを敬愛し、長寿を祝う国民の祝日「敬老の日」。
総務省の統計によると65歳以上の人口は前年より80万人多い2898万人。総人口に占める割合は22.7%と過去最高を更新。このうち女性は1659万人で女性人口の25.4%と初めて25%を超え4人に1人が高齢者となったそうだ。
男性は1239万人で男性人口に占める割合は19.9%とほぼ5人に1人。来年にも20%を超えそうである。
朝のテレビを見ていると高齢者の活躍の様子が放映されていた。103歳で5ヶ国語をマスターし、今も語学を毎日学び続けているお元気な曻地三郎先生が登場されていて感激する。障がい児教育の父であり「しいのみ学園」園長の曻地先生とは2年5ヶ月前(2007年4月)福岡の自宅を訪問し、様々な事をご指導いただくき、大きな啓発をいただいた方でもある。(下記その訪問当時のホームページ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat71/cat112/
「一日一知」との色紙を示され、かくしゃくと話される先生の姿から元気と勇気をいただいた。
曻地先生のように100歳以上の高齢者が全国で4万人を突破したとの報告が先日の厚労省の報告であった。世界に例を見ないスピードで超高齢社会に突入した日本。
178ヶ国の平均寿命や経済状況・教育レベルなどを基に計算した「国民の幸福度」(2006年)があるが、1位はデンマークだそうだ。「人に優しい国・皆が幸せに暮らす事を大事にしている」との声があるとの事。日本は90位。経済大国も幸福度では下位に甘んじている。
公明党は高齢者が幸せを実感できる”幸齢社会”の構築を目指している。これまで、白内障の保険適用・新バリアフリー法の制定・高額医療・介護合算制度の創設・介護施設やサービスの充実等など様々な施策を推進してきた。
これからも高齢者の皆様が安心して幸せを満喫できる社会構築めざし、年金・介護・医療などの施策に全力で取組む覚悟である。
夜は目黒区の障がい者団体の責任者で慶応大学の先輩と懇談。障がい者施策について意見交換を進める。