9月9日は重陽(ちょうよう)の節句の日。
「菊に長寿を祈る日といわれ、陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字(9)という意味で重陽といわれている」
「中国には1桁の奇数が重なる日に厄払いをする週間が古くからあったそうだ。これが日本に伝わり、江戸時代に幕府が五節句として祝日にした。ただし1月だけは元旦を特別扱いにして7日に変えている。七草、ひな祭り、こどもの日、七夕という形で五節句に受け継がれているが、重陽はほとんど残っていない」という。
小高い場所に登り、菊の花びらを浮かべた酒を飲み、一族の長寿と繁栄を祈る(登高)との優雅な習わし。歴史の重みを感ずる日である。
9月9日は我が家にとっても大切な日である。障がいのある娘(潤子)の誕生日だ。22回目の誕生日を八王子で迎えた。娘の大好きなドライブ・食事・散歩と妻と共に祝う。嬉しそうな娘の笑顔に元気をもらう。