午後、13時から公明党本部にて山口代表中心に両院議員団会議が開催された。
その後、14時30分政調拡大部会長会議・各部会と続く。
農水部会に出席し、平成21年度第1次補正予算の執行状況について農水省からヒアリングを受ける。
夕方、厚生労働部会・脳脊髄液減少症対策WT合同の会合が開かれ、厚労省から脳脊髄液減少症のヒアリングを行う。
交通事故などの衝撃で脳と脊髄を循環する髄液が漏れ、頭痛やめまいなどを引きおこす「脳脊髄液減少症」。
公明党は今まで患者・家族団体と連携し、国・地方議員が一体となって「脳脊髄液減少症」の患者支援に全力をあげてきた。
本日は全国から患者・家族支援協会の中井代表理事はじめ、各理事が参加。現在の研究の進捗状況について厚労省から説明をうけ、意見交換となる。
1.研究事業名 厚生労働科学研究費補助金 こころの健康科学研究事業
2.交付金額 2500万円
3.研究期間 平成19年4月1日から3年計画(現在3年目)
4.研究者 嘉山山形大学医学部教授 研究分担者14名
5.研究の概要
・診断に関する実態調査と文献検索
・診断基準の確立 ・治療法の検討
・原因疾患の検討など
平成20年3月末24例の症例の登録。100例の症例登録の時点で中間解析を行う。
患者・家族支援協会の皆様から
1.スピードが遅い。多くの患者・家族の方が待っているため、さらに迅速な対応を。
2.教育の現場での周知・広報活動の強化
3.症例研究の場合、保険適用が認められているはずなのに県により地域格差がある。格差是正を
4.自殺者も出ており、早期に保険適用・自賠責保険・労災保険の取り扱い改善・重症者の生活支援、医療、学校、警察など関係者の理解促進など支援策の充実等の要望を受ける。
上記要望を含め、しっかりと対応を進める事を確認し、お約束する。