午後には高知市春野町の認定こども園「春野乳幼児保育園」を見学。
29年子どもを育てる仕事に専念されている西岡園長。園内の施設・園庭などの器具も大事に手創りで工夫をされている。明日が運動会で準備をされている職員の方々も明るくて礼儀正しい。人気の秘密が垣間見える。
西岡園長から地域裁量型認定こども園の現状と課題・対策についてお話しを伺う。
高知県が全国で初めて地方裁量型認定こども園に補助を出したが、他の地方裁量型認定こども園も各県で対応が進むよう公明党として連携をとる事を約束。特に福岡県でも公明党県議の質問で推進した事例を愛媛県・千葉県・北海道などにも広がるように対応する事など話し合う。
夕方には平成21年度四国連合三田会が高知市内で開催され、慶応同窓のメンバーとして参加する。各県の三田会会長挨拶の後、清家慶応大学塾長から1時間の記念講演。
『今の激動の時代こそ、福澤先生の実学の大切さと共に「文明論之概略」6章の「公智公徳、私智私徳」の公智の大切さを強調された。
「私智」とはいろんなことを良く知っている。「私徳」とは人に親切とか嘘をつかない個人の内側の徳。「公徳」とは人に対して公平である事とか、勇気があるとか、外に対して示されるモラル。
そして何よりも1番大切なものは「智」。その中でも「公智」というのは、物事の軽重を判断して軽いものは後に、重いものを先に実行する判断力。これからの時代大きな変化の時代にどちらかを選択しなければならない事が益々大事になる時こそ「公智」が重要となる。』など激動の今の時代に必要な事を話され、大変参考になる講演であった。
「経済の先行きが心配。民主党政権の今後は?」等など大勢の同窓の方々との交流が深められる集いとなった。