「第48回手をつなぐ育成会四国大会」が高松市内で開催された。
「手をつなぐ育成会」は知的障がい児を持つ母親3人が提唱し、1952年7月19日に精神薄弱児育成会(別名 手をつなぐ親の会)が設立された。各都道府県に育成会が結成され、現在は知的障がいのある本人、その家族や支援者が会員となっている。
今回の大会は、四国の「手をつなぐ育成会」の会員や本人、施設及び学校関係者など大勢の皆様が集われた。四国の会員は3000名。ちなみに四国4県で療育手帳を持っている人数は知的障がい児1437人。知的障がい者4522人。合計5959人。
大会では九富大会長(香川県育成会会長)より挨拶の後、育成会活動に貢献された方々への表彰状・感謝状贈呈がある。
受賞者謝辞の後、来賓祝辞の中で挨拶をさせていただく。
『・私も育成会の会員であり、重度の知的障がいの娘を抱え、育成会の皆様方の励ましで、今の自分がある事。皆様方のご苦労と活動推進へ感謝と御礼をお伝えする。
・障がいの娘を通じて、法律の狭間で苦しんでいる方々の現状を改革するために政治の道へ進み、四国中の障がい施設や家族の皆様から課題を伺い、前政権で障害者自立支援法改正や虐待防止法など障がい者施策に取組んできた事。
・今後障がい者福祉充実のために、与野党などの壁を越え超党派で全力を尽くす旨の内容』の挨拶をさせていただく。
開会前には全日本手をつなぐ育成会 副島理事長はじめ、各県の育成会会長などと懇談。障がい者福祉の推進へ様々な助言をいただく。
障害者自立支援法廃止を唱えている民主党政権となり、廃止後の青写真が提示されないまま、障がい者施策が先送りされてしまう事を心配されていた。ぜひ弱者の味方の公明党がリードして欲しい旨、要望される。
会合終了後、何人かの育成会の方から『育成会の機関紙「手をつなぐ」の手記を読みました。ぜひこれからも障がい者の為の施策をお願いします。』等など熱い期待を
寄せられ、恐縮する。頑張らねばいけない。
(手記ひびき) 『平凡なことが幸せ 障がいの娘が教えてくれた使命の人生』
https://www.yamamoto-hiroshi.net/index.php?view=information&information_id=30