<これまでの活動記録>

嘉島で住民からの要望を受ける山本氏(右端)
 公明党の山本博司参院議員は17日、愛媛県宇和島市の沖合約20キロに浮かぶ嘉島と戸島を訪れ、住民相談を行った。これには、松本孔・宇和島市議が同行した。

 嘉島ではハマチを養殖する小内雅雄さんと懇談。「栄養価の高い固形飼料(ドライペレット)を使用しているが、原材料に大豆やトウモロコシが入っており、昨年から高止まりしている。このままでは飼料代がかさんで生活できない」と厳しい現状が訴えられた。

 また両島で行った住民相談では、宇和島港と島を結ぶ高速船の乗船料金引き下げ、漂流ごみ対策、地上デジタル電波障害対策、緊急ヘリポートの設置など離島特有の悩みや要望が相次いだ。

 席上、島民からは民主党政権の政策について、「台風災害などに備えて工事が進む港湾整備が継続されるのか心配」「長寿医療制度が廃止されれば保険料の負担はどうなるのか不安」と懸念を示す声が上がった。

 山本氏は、子育て応援特別手当や地域医療再生基金などの今年度補正予算が執行停止されたことを挙げ、「民主党政権はマニフェスト実現至上主義で、住民の声を聞かずに政治を進めている」と厳しく指摘するとともに、「公明党は総点検運動など生活現場の声を吸い上げ、命を守る政治を貫く」と訴えた。

 戸島小内浦自治会の大﨑展育会長は、「国政の貴重な話が聞けて良かった。島民の声を国政に届け続けてほしい」と語っていた。

 (2009年10月27日付 公明新聞より転載)