ふくろから開放(カマキリ)


野原へ戻るカマキリ


午前中から娘の施設の家族会に夫婦で参加する。久しぶりの電車で向かう。途中調布駅の車内にカマキリがまぎれこみ、悠々と車内の廊下を歩いている光景に出くわす。踏まれないかとドキドキする。可哀想なので妻がふくろの中に入れて下車。娘の施設近くの野原にもどす。何事もなかったようにゆっくりと野原に戻るカマキリ。秋の季節を感ずる。


自然の山々


お元気な佐野会長と


隔月で家族会が開催されるが、佐野会長は80歳。矍鑠(かくしゃく)とされ、家族会としての取組み・議題を判り易く話される。本当にお元気である。


美味しいパンを食べる娘


ふっくら亭の美味しいパン


新体系に移行後、ふっくら亭パン工房やリサイクル事業など様々な取り組みを進める様子も水野本部長から伺う。

1、自立支援法以前の旧体系と比較し20%を超える増収となり、多目的視聴覚ルームや作業棟など施設整備に回す余裕ができた事。現在食堂を開放的な食堂・会議室として改装の予定だそうだ。

2.今まで旧体系では散歩・ドライブなどを中心とした生活から各個人の能力に応じた生産活動に日中従事出来るようになった事。利用者約100名のうち、90名近くが何らかの日中活動を行い、利用者の工賃も月2万円を超えるようになった事などの報告を受ける。特にリサイクル事業でのペットボトルやキャップの仕分けの仕事で、重度の障がいの方も参加できるように工夫を重ねた点や月2回工賃を頂く時の利用者の嬉しそうな顔の様子が印象的であった。また重度の障がいを持っていても、目的をもって1日を過ごす事の大事さを痛感した。

家族会の中で障がい者施策について、挨拶をさせていただく機会をいただく。


高尾駅


帰りも家族会の皆さんとバスで高尾駅まで一緒させてもらう。障がいを持つ家族として親亡き後の心配をはじめ、言葉には言えない思いを代弁しこれからの障がい者施策に取組む決意である。