午前中、血液検査などの健康診断を受ける。先生より悪玉コレステロールの高い数値などから健康への自己管理の大切さを教えていただく。運動不足など反省。
午後から「貧困と格差問題に関するPT」の初会合が開催された。貧困と格差問題に関して、今後どのように進めていくか。忌憚ない意見交換を行った。現状の把握のためにも有識者などをお呼びし、検討を進めていく事を確認する。
事務所に愛媛県から長谷川総務部長等が来訪。今回の補正予算見直しの影響について愛媛県の状況を伺う。今回の民主党政権の地方無視の実態がいかにひどいか。各項目から浮かび上がってくる。
(下記内容)
1.地域医療再生臨時交付金(国の3100億を750億の執行停止)【厚労省】
・県内2箇所(八幡浜、大洲圏域・宇摩圏域)における地域医療の強化、医師の確保などの取組む強化の支援
・八幡浜、大洲圏域は100億から25億へ。75億円の大幅減額。医師不足解消へ八幡浜、大洲病院の改築予算など停止に地元は困惑と混乱に。命を守る予算を削るとは何事かとの非難の声が高まっている。
2.子育て応援特別手当(国は1254億円の全面凍結)【厚労省】
・県は13億8500万円が凍結。殆どの市町で予算の議会承認がされていた。急な方針転換で地方は大迷惑。凍結のために国として131億のムダな経費発生。
3.定住自立圏等民間投資促進交付金(国は550億円から100億。450億凍結)【総務省】
・必要な都市の生活機能を高める為の民間投資への初期費用の補助。医療・保育所整備などの予算が凍結された。
・県は10億の予算の内半分国の補助。今回5億で補助は2割。(実質5億円から1億円に)具体的に保育所の整備や老人介護のディサービスの整備の今治の民間事業者が見合わせる事になった。子どもや高齢者等、弱者に冷たいとの声も。
4.農地有効利用支援整備事業(国は200億から120.4億の凍結)【農水省】
・農業水利施設などの更新整備や補修の整備事業
・みかんを運ぶモノレールの整備に国は約2.5億円補助。県はさらに4100万の予算で補助。市も同じく同整備に予算をつけていたが、大元の国の凍結で事務停止。みかん農家も老朽化したモノレール整備がやっと出来ると喜んでいたが、愕然としている。
5.国直轄事業の港湾工事や南予の延伸道路整備事業がどうなるか不明。また裏負担の地域活性化・公共投資臨時交付金も不明。【国土交通省】
6.山鳥坂ダム建設事業の一時凍結【国土交通省】
・洪水被害が頻発する肱川流域の治水対策(総事業費約850億円)
・21年度予算は12億4400万(県道の工事用道の建設工事・用地買収費用)
7.その他:学校のICT化(電子黒板など)【文科省】
・伊予市・西予市・松前町・砥部町の予算の内5000万円が凍結。
・愛媛県内の電子黒板製造業者が政府方針に沿って3倍の設備投資(2億)を。目の前が真っ暗に。
以上の状況について、党として明日からの国会論戦で問題点や政策の整合性など明らかにして、地方の声をお伝えする事を約束する。