香川県宮下善通寺市長・藤井東かがわ市長が『安心・安全な四国の道路のための要望書』を持参され、要望を伺う。
特に、地域の産業経済活動を支え、救急医療はもとより台風や地震時の緊急輸送の為の必要な「命の道」としての「四国8の字ネットワーク」は必要不可欠な社会基盤である。地域格差が生じないように推進をしていく活動を展開したい。
夕方には韓国 国会議員の郭 貞淑(ガク・ジュンシュク)先生一行を迎え、障がい者施策の意見交換を行う。
韓国からは障がい者でもある郭先生の他、韓国テファ・ファウンテンハウス館長のムン・ヨンフン氏(精神障がい者支援のクラブハウスを推進)。韓国セミョン大学社会福祉学部 教授 パク・ウォンデュク先生たち。
日本側は高木衆議院議員(公明党障がい者福祉委員会委員長)
社会福祉法人「JHC板橋」田村理事長・寺谷前理事長・宗像副理事長など。
(以下意見交換などの内容)
(郭 貞淑(ガク・ジュンシュク)先生)
・郭先生は韓国民主労働党比例代表国会議員で保険福祉家族委員会委員と女性委員会委員を務めている。
・韓国国会には障がいをもたれている当事者が郭先生を含めて8人に増えた。
・民主労働党では韓国最初に障がいを持っている女性を比例候補1番で選出する事を規約としている。障がい者・女性の登用があたり前の社会を目指し、実行している。
(韓国テファ・ファウンテンハウス館長のムン・ヨンフン氏)
・クラブハウスは精神障がい者の社会復帰施設で、ムン館長は、1986年13名の精神障がい者と職員3名でスタート。偏見の強い時代の中、精神障がい者を患者と見るのでなく、一緒に集まり共同体をつくり、余暇活動・教育を受けながら、独自の活動を展開。
・クラブハウスのメンバーは最近の4年間で、延161箇所の職場で435人のメンバーが就労した。2008年国家人権委員会から「大韓民国人権賞」を受賞した。
日本と韓国の障がい者施策の共通点・違いなど様々な視点から意見交換を進める。両国の障がい者施策充実へ全力で取組む事を確認。今後のさらなる交流を約束しあった。触発を受け、本当に心が洗われる出会いの場となった。