<これまでの活動記録>

介護老人保健施設の入所者家族から話を聞く山口代表(右から2人目)ら=3日 徳島・鳴門市
 公明党の山口那津男代表は3日、徳島県鳴門市の介護老人保健施設「大鳴門シルバーハイツ」を訪問し、現場の課題について田口喜久事務長らと意見交換した。石田祝稔衆院議員、山本博司参院議員らが同行した。

 意見交換では「介護従事者にも新型インフルエンザワクチンの優先接種を」「現行の介護保険制度では、施設内での投薬や病院移送に対する手当がなく採算は厳しい」といった声が聞かれた。

 これに対し山口代表は、「皆さんの切実な声を受け止め、介護現場の改善につなげていきたい」と語った。

 山口代表は同日、香川県高松市で開かれた公明党の香川・高知・徳島県本部合同議員総会にも出席した。

 山口代表は少子高齢化や地球温暖化などの課題に対し、「党の理念や3000人を超える議員ネットワーク、女性の視点を生かして具体的な政策を進め、公明党らしさを鮮明に輝かせていきたい」と力説。来夏の参院選勝利に向けて、各自が訪問対話や街頭演説に全力で取り組もうと呼び掛けた。

 また山口代表は、真鍋武紀・香川県知事とも会談。今年度補正予算の凍結でストップした高速道路・高松道の4車線化について、「国と県の共同事業にもかかわらず説明は一切ない」と訴える知事に対し、山口代表は「地方の現場に対してもっと丁寧な説明が必要だ」と応じ、4車線化の予定地も視察した。

 (2009年11月4日付 公明新聞より転載)