<これまでの活動記録>
公明党子育て支援・児童虐待防止対策プロジェクトチーム(PT、池坊保子座長=衆院議員)は16日、家庭の事情で家族が養育できない児童の自立を支援する児童養護施設「錦華学院」(東京都練馬区)を視察し、土田秀行院長と意見交換をした。浜四津敏子代表代行、池坊座長、高木美智代衆院議員と、渡辺孝男、山本博司、わにぶち洋子(参院選予定候補=比例区)の各参院議員らが参加した。
土田院長は、児童虐待や発達障害が原因で入所する児童が増えている実態を指摘し、「子どもが虐待を受けたことが分かるまでには長い時間がかかる。特に幼児は自己表現ができず、分かりづらい」などと説明した。また、土田院長は施設の運営状況について、「近年、入所依頼が増え、常に満杯状態だ」「職員数が不足し負担が大きい」など改善を求める声が寄せられた。
浜四津代表代行は「要望を政策に反映させ、安心の養育ができる施設環境づくりを進めたい」と述べた。
(2009年12月17日付 公明新聞より転載)