<これまでの活動記録>
公明党の山口那津男代表は25日、山口県下関市で開かれた党下関総支部主催の「公明党感謝の夕べ」に出席し、あいさつした。
この会合はジャズ演奏などで公明党への一年間の支援を感謝するイベントで、谷あい正明参院議員(参院選予定候補=比例区)、山本博司参院議員が参加した。
演奏の合間でマイクをとった山口代表は、「文化芸術は人々の心に潤いと癒しを与える。しかし鳩山政権が行った事業仕分けは公明党などが充実してきた文化芸術政策を形骸化するものだ。公明党は今後とも文化芸術振興に全力を尽くしていきたい」と抱負を述べた。
これに先立って山口代表は、同市内で開催された議員総会、介護問題総点検会議に参加した。
同会議では、公明党が今年11、12月に実施した介護問題総点検を踏まえ、同県本部として取りまとめた調査結果、政策提言を基に、県内の介護福祉関係者や専門家を交えて意見交換を行った。
山口代表は、少子高齢化という新しい社会構造の変化を乗り越えるため、全国3000人超の公明党議員が介護総点検に取り組み、現場の声に耳を傾けてきたことを紹介。その上で、「今後、データを整理し、(党として)政策提言したい。公明党は、介護という避けて通れないテーマに真正面から取り組んでいく」と強調した。
介護関係者からは、「複雑化しつつある介護保険制度を簡素化する必要がある」「地域福祉と在宅介護の連携強化が必要だ」などの意見が寄せられた。
(2009年12月26日付 公明新聞より転載)