軽快に歩く娘と


職員の方々のクリスマスソング


妻と娘


娘の施設のクリスマスパーティに夫婦で参加。楽しいクリスマスソングが聞こえてくるや、軽快に館内を動き回る娘の姿に汗をかきながら後を追う。家族の楽しいひと時となった。大勢の職員の方々などに支えられており、元気に健康にと祈る。

第2回新介護ゴールドプラン検討委員会(古屋委員長)が午後、開催された。

公明党「介護総点検運動」の5つの調査結果をもとに、「介護保険制度の当面の課題と今後、実施すべき課題について」意見交換を進めた。

また介護2団体からのヒアリングも実施。下記の内容の意見・要望をいただく。


上原会長


①一般財団法人「全国介護者支援協議会」上原喜光会長

・介護保険制度の問題点として介護離職を言及。2007年で介護離職・転職数は年間14万4800人にのぼり、過去10年で1.7倍も増えている。40代、50代が中心で、父母をみとった後の再就職もままならない。
・介護ビジョンでは、家族の「介護力」が求められる。自助・共助・公助も含め、保険制度の抜本改正を。


樋口恵子理事長


②NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」樋口恵子理事長

・介護保険制度改正の論点
①支給限度額のアップを(重度・1人暮らしは在宅介護では無理)
②施設と在宅介護
  ・特養待機待ち(約42万人)解消へ 余力ある特養(2-3人)増床を規制緩和
  ・介護者支援(秋田県の町の12万円の現金給付など)の制度確立
③手続きの複雑さ。とにかく簡素・わかりやすい制度に
④訪問介護の生活援助は同居家族があっても提供を
⑤住宅の経済的負担・低所得層のケア付住宅の展開
⑥医療と介護の連続性サービスを(例えば病院内の移動付添いも介護保険で)

介護保険制度改正への大変貴重な意見を伺う。樋口理事長からBBbp(貧乏婆さん防止プラン)「2050年には4人に1人が65歳以上の女性となる。貧乏婆さんが安心して生活できる環境整備特に、働く場確保がこれから大事になる」との話しも興味深かった。14時からの会議も18時近くまで、充実の時間となった。