<これまでの活動記録>
公明党の山口那津男代表は31日、岡山市内で開かれた党岡山県本部(景山貢明県代表=県議)の「新春のつどい」であいさつした。斉藤鉄夫政務調査会長、谷あい正明青年委員長(参院選予定候補=比例区)、山本博司の両参院議員、来賓として石井正弘・岡山県知事らも出席した。
山口代表は、「政治とカネ」の問題の再発防止策に関して「(秘書・会計責任者の不正は)監督責任を怠った政治家の責任であるとの観点から、公明党はどの党よりも早く、公民権の停止を含む政治資金規正法改正案を国会に提出した。(法改正への賛否は)政治家や政党の(再発防止への)“本気度”を問うリトマス試験紙だ」と強調した。
また、来年度予算案への対応について「緊急的な補正予算とは違い、本予算は政権の政治姿勢(を示すものだ)。心もとない経済運営が続いており、課題点をえぐり出していきたい」と述べた。
谷あい氏は「政治を庶民に取り戻すため、断じて参院選に勝利する」と決意を表明した。
一方、山口代表は同日、滋賀県大津市内で開かれた党滋賀県本部(梅村正県代表=県議)の新春年賀会に、浮島とも子参院議員(参院選予定候補=比例区)らとともに出席した。
席上、山口代表は、新卒者の就職内定率が大学生で7割、高校生で6割台にとどまっている現状に触れながら、「経済・景気・雇用情勢の改善へ、(政権に対し)賛成すべきは賛成し、足らざれば具体的手立てを提案していく」と語った。
浮島参院議員は、「子どもの心を育てる体験活動の充実に取り組む」と決意を述べた。
同年賀会には、嘉田由紀子知事ら多数の来賓が参加した。
(2010年2月1日付 公明新聞より転載)