松江駅から朝7時52分発・特急やくも号で岡山駅へ。途中鳥取と広島の県境は雪が積もり寒さを感ずる。岡山駅からは新幹線で福山駅に向かう。
本日は宮路・黒瀬福山市議と共に、府中市(末宗たつし議員・大本ちか子議員)の応援で府中市内を駆け巡る。
府中市は、中国地方広島県の南東部に位置する内陸工業都市である。備後都市圏の一翼を担い、人口43,081人(2009年12月現在)。
午前中、元町ふれあいセンターを視察。ショートスティ(20床)デイサービスや訪問介護(ヘルパーステーション元町)など地域の介護を担われている現場を訪問する。
経営者である(有)アドバンスの藤岡社長ご夫妻・奥野センター長から館内の見学と要望を伺う。館内は明るく、スタッフの方々も礼儀正しく清清しい。
従事者の方々からは、介護従事者の待遇改善、事務作業の簡素化を強く要望される。また医療と介護の連携や家族介護の大変さ等、安心した老後が暮らせるように、国などの政策改善に努めて欲しい旨、要望される。
その後地域の皆様に挨拶をしながら、要望など伺う。府中市の山間地帯旧上下町へ出向く。高地のため、気温が低い。
かつて幕府の天領であり、山陰と山陽を結ぶ石州街道の宿場町として栄えた上下町には、当時の繁栄を偲ばせる白壁やなまこ壁の建物が数多く残っている。古い町の保存に取組まれた先人達に感謝である。市内を流れる芦田川を何度も通りながら、大勢の皆様と出会いを深める事ができた。