朝8時30分からの厚生労働部会・国対役員会と今週の国会活動のスタート。
厚生労働部会では児童扶養手当の一部改正法案について厚労省からヒアリング。公明党が主張していた父子家庭の支給(今回の受給予定約10万世帯)の内容。支払い時期が4ヶ月に1度の頻度(毎月にならないのか?)や5年限度規定・その他の支援内容など課題点も含め論議を深める。
午後、事務所に四国旅客鉄道(株)(JR四国)の松田社長が、高速道路料金上限制に関する要望書を持参され、現政権の高速道路料金施策が与える鉄道への影響について状況を伺う。
昨年からの1,000円の高速道路大幅値下げで平成21年度鉄道収入は平成19年度の260億円より33億少ない227億程度になる見込み。
影響額は14億程度になるが、今後、本四高速道路区間の料金も含み料金上限制(軽自動車1,000円、普通車2,000円)が導入されると年間19億円の減収が想定される。平成19年度と比較すると52億円、20%の減収となり、このままでは、列車本数の大幅削減や路線網の縮減など、四国の住民の足に影響が出てくる事を懸念。
減収額の補填も含めた経営安定基金の拡充や固定資産税など公的負担の減免などの措置の要望である。
フェリー・バスも含め、現政府が総合的な公共交通をどう考えているのか?明確な対応を求めてまいりたい。
15時から議院運営委員会として港区元赤坂にある迎賓館を視察する。
迎賓館は、外国の元首や首相などの賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた国の施設。
賓客の滞在中は、首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な外交活動が行われ、これらの接遇を通じて、迎賓館はその国との間の相互理解や友好促進に大きな役割を果たしている。
小林迎賓館館長から概観・歴史などの紹介の後、館内の各部屋そして庭園などを見学させていただく。豪華・華麗なる館内に歴史の重みを感ずる。
参考【迎賓館赤坂離宮】
迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年(1909)に東宮御所(後に赤坂離宮となる。)として建設されたもので、当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の洋風建築物。
戦後、わが国が国際社会へ復帰し、国際関係が緊密化してゆくなかで外国の賓客を迎えることが多くなったため、「旧赤坂離宮」を改修して迎賓館となった。
昭和49年(1974)の開館以来、世界各国の国王、大統領、首相などの国賓、公賓がこの迎賓館に宿泊し、政財学界要人との会談やレセプション、天皇皇后両陛下によるご訪問など華々しい外交活動の舞台となっている。また、過去3回の先進国首脳会議や日本・東南アジア諸国連合特別首脳会議(平成15年)などの重要な国際会議の会場としても使用されている。
迎賓館赤坂離宮では、国民の高い関心に応え、昭和50年から毎年接遇に支障のない時期(主に夏期)を選び、館内を一般に公開する参観が行われている。