香川県と岡山県を結ぶ宇野・高松航路のフェリー撤退(3月26日廃止)が発表になり、地元は様々な影響が懸念されている。
宇高航路は1910年に開設。国道フェリー(高松)四国フェリー(高松)の2社が1日計44便運行していたが、高速道路割引や不況のため、撤退となり100年の歴史に幕となる。
本日は高松市(大西市長)・玉野市(黒田市長)・両議長が陳情・要望に訪問される。谷あい正明議員と「宇高航路存続に関する緊急要望」を受けとり、要望を伺い意見交換を進める。
通勤、通学、通院など日常的にフェリーを利用している人は1300人以上おり、対応が必要である。また廃止による離職者の増大など生活や地域経済に与える影響は大きく、航路存続への強い要望となる。
高松では午前中に香川県(都築県議)岡山県(山田県議)や高松・玉野市議のメンバーで国道フェリー・四国フェリーに実情と課題などで訪問している。
今後、事業者や行政(国・県・市)等と連携をとり公共交通機関への支援、生活している人の足の確保等強力に進めてまいりたい。
午後には全国港湾労働組合連合会(全国港湾)糸谷中央執行委員長・四国地方香川県支部 上田支部長・橋崎書記長が来訪。
「高速道路(本四架橋)無料化政策による雇用問題の要請」と「三島川之江港の指定港の要請」などの要望を受ける。
「特に高速道路無料化政策の実施は雇用問題の発生と共に四国経済にマイナスであるとの認識。具体的に雇用問題では四国の組合員が本四架橋の鳴門料金所の30名の雇用が失われる。是非雇用問題対策で国は配慮してもらいたい。」との要望である。