本会議で鰐淵議員


午前中、参議院本会議で子ども手当ての所信と質疑が行なわれ、公明党から鰐淵議員が登壇。さわやかな質問の中にも鋭く的確な内容で、明日から厚生労働委員会での質疑に大変参考になった。


議院運営委員会


終了後、人事官候補の所信の質疑が行なわれた。人事官は、人事行政に識見をもつ者のうちから、衆議院及び参議院の同意を得て、内閣が任命する。特別職国家公務員で定員3人で任期4年。


原恒雄参考人


1期4年努めた候補者の原恒雄氏に質問。


所信への質問


質問内容は、
1.「女性や障がい者の方の採用・登用促進」について

「女性を積極的に採用すると共に、障がい者も採用するなど、様々な立場の人が行政に参画することは極めて重要です。特に障がい者雇用について、政府全体では法定雇用率の2.1%を上回っておりますが、多様な能力を持つ人材の活用という点からも障がい者の採用を積極的に行うべきと思います。
この1期4年間でどう対応されたのか?また今後ユニバーサル社会の構築に、公的機関が率先して取り組むべきと考えますが、女性や障がい者雇用についてのご所見をお伺いしたいと思います。」


人事官候補へ質問


2.「公務員に意識改革について」

2点は「公務員の意識改革」について伺います。ある識者は「日本全体で改革が進んでいるが、よい制度ができてよい組織ができるだけでは、本当の改革にならない。新しい時代の公務員制度改革にあたっては、公務員自身の意識を変えることが最も重要」とのご指摘があります。ご所見をお聞きしたい。

午後からは明日(18日)の厚生労働委員会の子ども手当て法案の質問の準備に備える。質問時間は16時05分~16時35分の30分間。夕方から質問レクを実施。

・子ども手当て法案が何故平成22年単年度なのか?
・児童手当制度の仕組みを残したのは何故か?
・実質的な児童手当拡充法案と考えるがどうか?
・事業主拠出の児童育成事業を来年度以降どう考えているのか?
・具体的な政策効果の検証は?
・修正の趣旨
 1.「児童養護施設に入所する子ども里親のもとの子どもへの支援」
 2.「子育て支援に係る全般的な施策の拡充」
・6月支給に間に合うのか?地方自治体の事務負担は?等

以上の内容について、明日長妻大臣に質問してまいりたい。