冬季パラリンピックでスキー距離で新田選手が金メダル第1号となった。快挙を祝すと共に、この間のご苦労を思う。新田選手は岡山県西栗倉村出身。3歳の時に誤って稲刈り用コンバインに左腕を挟まれひじから先を失ったという。
主将として結団式で決意を話された場面が思い出される。
記念撮影のさい、同じ写真で写っていた大日向選手は銅メダル。旗手を努めた遠藤選手は、昨日アイススレッジホッケーで前回の覇者カナダに勝ち、銀以上が確定した。本当にすごい事である。障がい者スポーツに挑戦している姿には、多くの国民に勇気と感動を与えている。
(2月16日結団式のブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/fukushi/2010/02/16_1656.html
しかし日本は海外と比較し、障がいう者スポーツ支援が弱く多くの課題もある。先日(3月16日)の厚生労働委員会でも障がい者スポーツ支援強化で、長妻大臣に下記の質問をした。
『パラリンピック・障がい者スポーツへの支援を拡充すべきではないか。?』
「現在、バンクーバーではパラリンピック冬季競技大会が3月12日から21日までの日程で開催されており、我が国からは選手、役員を含め95名の選手団が参加しています。苦労を重ねながら、代表となり、さらに挑戦する姿には感動を覚えます。応援をしていきたいと思います。
現在、障がい者スポーツの支援は、厚労省として約2億円しか出ておらず、強化費・遠征費など個人負担で皆苦労されています。専門のコーチや施設の整備など課題は多い。一昨年の北京パラリンピックの時も世界との比較の中、国としてのさらなる支援を関係者から要望された。わが党として、当時の舛添大臣に支援策強化を申し入れた結果、報奨金支給が北京パラリンピックから始まったが、さらなる支援の拡充が必要であると考えます。
長妻大臣は結団式の際、選手団の団旗を授与されていたが、こうしたパラリンピック・障がい者スポーツへの支援拡充についてどのように考えているのか、見解を伺いたい。」
(大臣質問のブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat52/cat76/2010/03/16_1710.html
大臣も結団式の事を話され、障がい者スポーツの大事さと共に支援強化を答弁された。今後さらに推進に取組みたい。