<これまでの活動記録>

勉強会であいさつする高木(美)さん(右)と福島氏=2日 国会内
 国連総会で決議された「世界自閉症啓発デー」の2日、超党派の国会議員でつくる「自閉症に関する勉強会」が、国会内で自閉症の啓発を目的にした映画上映会を開催した。公明党から同勉強会事務局長の高木美智代衆院議員、山本博司、山下栄一の両参院議員、福島豊前衆院議員が参加した。

 勉強会は、広汎性発達障がいである自閉症への理解を広げるため、福島前衆院議員が超党派の議員に呼び掛けて発足。この日は自閉症の青年が主人公の映画「ぼくはうみがみたくなりました」(企画・原作・脚本=山下久仁明氏)を上映し、他人との接し方が不得意な主人公と、周囲の人々との温かい交流を描いた作品を鑑賞した。

 鑑賞後、あいさつした高木さんは「自閉症の人が生きづらい社会から、理解し合い、命の素晴らしさを共有できる社会へ変えていきたい」と強調。自閉症や発達障がいのある人たちへの、さらなる支援に取り組む決意を述べた。

 (2010年4月3日付 公明新聞より転載)