<これまでの活動記録>
8日の参院厚生労働委員会で公明党の山本博司氏は、狂犬病の予防対策の強化について、「世界経済が一体化し、人の往来が激しくなる中で、いつ感染動物が(日本に)侵入してもおかしくない」と強調。海外からの侵入を防ぐ検疫体制の強化を求めた。
さらに山本氏は、狂犬病予防法では飼い主に対し、犬の市町村への登録と年1回の予防接種を義務付けているにもかかわらず、登録率は5割、予防接種率も4割と低迷していると指摘。飼い主への啓発を促進するよう訴えた。
長妻昭厚労相は「2010年度は登録や予防注射を呼び掛けるポスターを3万枚、地方自治体や獣医師会などに配り、啓蒙活動を行う」と述べた。
(2010年4月9日付 公明新聞より転載)