午後北京空港からの飛行機便で山東省の省都済南市へ。約50分の飛行時間。小さな飛行機で少々不安であったが、安全に到着。タラップから降りると、緑の木々。飛行場を自転車で走る光景に北京空港との違いを感ずる。
山東省(さんとうしょう)は、中国の省の一つ。略称は周代の国名より魯。山東とは太行山脈の東方の意。北には渤海、東には黄海があり、黄河の下流に位置する。人口9041万人、面積156,700平方キロメートル。省都は、済南。他に青島、泰安などの主要都市がある。
済南市(さいなんし)は中国の山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の通商、政治、文化の中心としての地位を占める。市中を黄河が流れ、南には泰山が控えている。人口のほとんどは漢族であるが、満族や回族なども居住している。
済南市の印象は超高層ビルやマンションの建設工事が見られ、経済の発展が感じられる。一方、緑の山々、数多い自転車など北京と比べ、庶民的。
北京だけでなく、地方にも出向き交流を深める事の大切さを少し、垣間見た。
山東省生まれの徐顕明(じょ・けんめい)全人代常務委員会委員が出迎えに来られた。徐さんは中国政法大学学長や山東大学学長も歴任され、全人代の法律委員会委員でもある。