公明党がん対策推進本部(浜四津本部長)の視察


先進的な取組みテルモ(株)の事例で質問


公明党がん対策推進本部(浜四津本部長)としてがん検診受診率を向上させる取組みを行なっている企業・テルモ(株)様をがん対策推進本部として視察。

公明党はがん対策に力を入れており、がん対策推進基本計画の中で、5年以内にがん検診の受診率50%以上が目標となっている。

その中でも、職場でのがん対策や理解が必要である事から「がん検診企業アクション」を発足し企業における啓発活動強化による職域検診の増加が必要。

今回、先駆的取組みをされている、テルモ(株)人事部の冨田人事部長はじめ、看護師の方、テルモ健康保険組合の方々から説明と共に意見交換をする。

社員のがん検診受診率80%を目指し、肺がんは100%。胃がんは68%。大腸がん67%。肝・胆・膵臓がんは77%。乳がん46%。子宮ガン41%の状況。
(社員数約4700人)

受診率UPの取組みとして
1.定期健診とがん検診をセットで実施
2.健保の補助により、1割程度の自己負担
3.受診環境の整備
 ・大規模事務所は検診車
 ・時間内受診は公用外出扱い
4.衛生管理室、健保から未受診者へのCALL,RECALL

またレディース検診として扶養家族向け検診を30年前から実施。2095名の対象者のうち、1066名51%の家族の方々の受診など先駆的な取組みをされている。

さらに今年4月から子宮頸がんワクチンの進めとして扶養家族10歳から18歳の女性で1人あたり2万円を健保が補助する形で受診促進を進めていた。

また更なる受診率UPに向けて、ポスター掲示や社員全員に「がん検診のススメ」に配布など啓蒙活動やメール、回覧でのCALL,Recall徹底等決め細やかな対応をされており、大変感銘を受ける。