<これまでの活動記録>

患者団体から要望を受ける(左から)山本(博)、浮島、江田の各氏=27日 衆院第1議員会館
公明党の厚生労働部会(渡辺孝男部会長=参院議員)と難病対策プロジェクトチーム(江田康幸座長=衆院議員)は27日、衆院第1議員会館で合同会議を開き、神経難病団体ネットワークから難病患者の就労支援などについて要望を受けた。浮島とも子(参院選予定候補=比例区)、山本博司
の両参院議員も同席した。

席上、全国多発性硬化症友の会の山元美奈子副事務局長は、神経内科医の不足など患者の窮状を訴え、一層の難病対策強化を要望。その上で患者の就労問題に触れ、「病気を理由に退職を強要される事例が全国にある」として、就労の継続へパワーハラスメント(職権を利用した嫌がらせ)防止法の制定や、雇用創出・促進への助成制度、予算措置の拡充などを求めた。

江田座長は「医療費助成や研究事業は拡大されたが、これまで就労問題は、はざ間だった。しっかり取り組んでいく」と述べた。

 (2010年5月28日付 公明新聞より転載)