午後からの厚生労働部会で「高齢者医療制度や社会保険病院の今後について」ヒアリングと意見交換を行う。
また「うつ対策WT・女性局合同会議」が開催され『うつ対策としての「精神対話士」の活用について』財団法人メンタルケア協会・長木理事長の講演を伺う。
財団法人メンタルヘルス協会は1993年 慶應大学医学部出身の医師たちにより設立。開会にあたり北里会長から挨拶。
精神科医や臨床心理士がうつ病の治療の専門職に対し、精神対話士は安心して悩みや思いを聞き、前向きな生きる意欲を引き出す新しい形の心のケアの専門職。
精神対話士は、学校・病院・老人ホーム・企業・被災地など心のケアに奔走している。
うつ病患者250万人。自殺者3万人を超える日本。精神対話士は全国で800名で協会が認定している。養成講座は全国8箇所で実施しているが、5000名は必要と事。
心のケアの第1歩は①感情の共有②一緒に考え動く③夢・希望をみつける事。
情の大切さを強調される朝木理事長の思いが伝わる講演。うつ病対策で精神対話士の役割・必要性を痛感。養成のための大幅な予算確保が求められる。