国対役員会の後、農水部会が開催された。
『米の在庫状況について』JA全農から。
また農水省から『米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針』について説明を受け、質疑を行なう。
【米穀の需要】
平成21年7月から22年6月までの需要実績は809.5万トン。
平成22年6月末の在庫量は316万トン
・政府98万トン(前年+3.1万トン)
・民間218万トン(前年+5.9万トン)
平成22年から23年の需要見通し 805万トン
平成22年生産量予定 813万トン
+8万トン 平成23年6月末在庫量 324万トン
【価格】
平成21年 平均価格 14120円(前年15085円)
・上記のように過剰米問題対策が急務。
在庫が316万トンと2004年以降最大。さらに来年も需要と生産から見てプラス8万トンの過剰でさら在庫が拡大。
・価格も下落し、さらに対策を放置すると下落を招きかねない。
・モデル対策で米の生産調整を事実上、選択性に移行したまま、農水省の備蓄運営や豊作時の対応など対策棚上げのつけがきている。
・政府の出口対策も不透明のまま、財源なき戸別所得補償制度は行き詰る事はまちがいない。根本的対策が急務。
午後は、党本部で、遊説局会議が行なわれ、今後の遊説体制と遊説内容について井上幹事長を中心に意見交換を進めた。