早朝7時25分の飛行機で松山空港へ向かう。松山に着くと大雨。車で新居浜市へ。
地元真鍋光新居浜市議と共に、積み木作家で活躍する御子柴真由美さんを新居浜市内の作業所でお会いし、懇談。ヒノキの自然な積み木の魅力と活動の様子を伺う。
実家の高知県や愛媛・長野県産のヒノキの枝を数ヶ月かけて乾燥させ、皮をむき、輪きりにしてなたや金づちで整形し、ヤスリで磨いて完成。すべて手作業との事。
3人のお子さんを育てている真由美さん。「子どもが口に入れても安全なおもちゃを」と以前から思っていたが、ニスなど使わず、ヒノキ本来の色と香りを楽しんでもらいたいと取り組む。
「目にも優しく、使うと心が癒される」ヒノキの積み木。触ると本当にやさしい手触り。香りもいい。
地元の知的障がい者施設の人や主婦ら約40人以上がそれぞれの自宅で作業(最後の磨き部分)を手伝っている。今まで、全国商工会議所女性連合会主催「第8回女性企業家大賞」スタートアップ部門特別賞など受賞されている。
「障がいを持った方も子育てしている方も過疎地域の方にも出来る仕事を提供したい」との夢実現に取り組む姿に、爽やかな気持ちと共に元気をいただく。