大島青松園の要望を伺う


愛媛県の公明議員の皆様


本日は本会議など国会の行事・活動の合い間に、多くの方々が、国会事務所を来訪された。

ハンセン病訴訟弁護団の徳田弁護士や全国ハンセン病療養所 入所者協議会 神会長・藤崎事務局長が午後来訪。

「大島青松園の危機を救ってください」
~官用船の民間委託を阻止するために~との内容の要望である。

大島青松園は全国13ある国立ハンセン病療養所のうち沖縄・奄美を除いて唯一、離島。高松市と対岸を結ぶ官用船の船員6名のうち、2名が今年度退職される。

国は補充方針を明言せず、2隻のうち1隻を民間委託する事に決定し、2011年度予算概算要求に盛り込まれた。

入所者や支援者は「夜間の緊急時など対応できるのか?」「島の療養所は隔離政策の象徴。1つしかない交通手段は国の責任の棚上げだ」など不安がつのっているという。

また青松園の将来構想には、香川・広島・岡山など多くの離島医療支援を目指す「瀬戸内海離島医療センター構想」があり、官用船の活用はその前提条件と考えられている。

大島青松園支援はずっと取り組んでおり、対応も含め検討する旨、お話しする。
(今までのハンセン病支援の取組み)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat41/

また愛媛県公明党議員の木村県議・丸山、越智、二宮各市議も来訪。臨時国会本会議の傍聴もされ、懇談を進める。