公明党うつ対策WT


「メンタルヘルス対策」ヒアリング


午後から、うつ対策WT(浜田座長)が開催。「職場におけるメンタルヘルス対策」について厚生労働省からヒアリングを受ける、意見交換。

1.労働者の現状
・自殺者は年間3万人超・内3割が労働者。
・自殺の原因は一番多いのは健康問題(15800人)だが、勤務問題理由は約2500人。
・精神障がいなどの労災件数が増加

2.職場のメンタルヘルス対策の基本的な方向
・プライバシーが保護される事
・事業者にとって容易に導入でき、労働者にとって安心して参加できる事
・専門的な知識を有する人材の確保や活用等の基盤整備が図れる事
・労働者が人事、処遇などで不利益を被らない事

3.職場でのメンタルヘルス対策の新しい枠組み
・定期健診に併せ、医師が労働者の症状・不調を確認
・面接が必要とされた労働者は産業医などが面接。事業者には知らせない。
・産業医は労働者の面接の結果、必要と判断すれば、労働者の同意を得て、事業者に労働の制限や作業の転換などについて意見をのべるなど等。

4.平成23年度メンタルヘルス対策概算要求予算 36億円

午後から政調拡大部会長会議、全体会議が夕方まで行われた。