午前中、広島県宇品港から高速艇で松山観光港へ。
途中瀬戸内海。波もなく青い空・海と島々や行きかう船など綺麗で、心がおちつきます。
塾歌斉唱の後、四国各県参加者紹介。
讃岐三田会 河野会長・徳島慶應倶楽部 吉見会長・土佐三田会 吉村会長と3県の三田会より活動報告。
そして慶應大学清家塾長の記念講演。
テーマは「持続可能性への貢献」。
【講演の骨子」
・予測が不可能な時代で持続可能性へどう貢献できるか?今世界は、気候変動や財政赤字など大変な時代である。
・福澤先生の生きた激動の時代もこれまでのシステムが立ちゆかなくなりどうするか?という時、諭吉は、学問(実学)によって、日本の独立を守ることを訴えた。
・日本の少子高齢化社会の現状・将来を見据えた対策を学問上から下記提言
1.育児支援やワークライフバランスの対策
2.生涯現役社会として働ける環境
・慶應大学の役割は一時的には教育・研究・医療の質を高める事。目的は、日本・世界に貢献する人材・社会貢献を果たす事である。など等。
あっという間の1時間。社会保障分野の第一人者である清家塾長の講演を伺え、大変感激である。
その後、来賓として慶應連合三田会 服部禮次郎会長から福澤先生の話しがある。
「友達を大切に」との福澤先生の言葉に「古い友達と旧交を温める事と新しい友達を作る」との意味が含まれる事など示唆に富む内容。
その後懇親会へ。多くの同窓の方々と交流を深める事ができ大変意義深いひと時となった。
総会を終え、松山観光港から宇品港へ。明日の山口訪問のため、岩国市まで移動する。