清水八幡浜市議・二宮西予市議とJAにしうわ(西宇和農業協同組合)を訪問し、田中理事長・高月会長と懇談。
1.果樹経営支援対策事業の継続と拡充
・モノレール整備予算など補助制度の見直し
2.加工原料用果実の価格安定対策
・みかんは現行10円/㎏程度で、経費も賄えない状況。生産者への直接支援(50円~60円/㎏)へ。
3.中山間地対策で直接支払制度の継続と拡充
4.後継者・人材育成支援
・農作業支援等人の確保と後継者支援策の拡充
5.介護分野への進出への支援(三瓶地域)等
課題・要望を伺う。
日本一の日の丸みかんの本場八幡浜市向灘(むかいなだ)地区へ。
早生みかんをつくらている急斜面のだんだん畑で農家の上野さんご夫婦と懇談。お二人とも70歳を超えてなお頑張られている。
猛暑を乗り越えての日の丸みかん。甘くて大変美味しくびっくり。さすが日の丸みかん。
後継者問題や古くなったモノレール等課題・要望を伺う。
30年以上のモノレール、補助制度もなく、資金繰りもできず、そのまま使用するのみ。
全国有数のみかん産地八幡浜市の「真穴みかん」のブランド産地を守るために集荷用モノレールや農地の補修など高齢農家には負担の大きい作業を手助けしている「NPO法人レスキュー911」の阿部代表幹事と懇談。
22歳で帰郷して就農した阿部さん(今40歳)。「後継者不足・高齢化」で荒れ果てた畑が増えてきた。
05年30~40代の後継者14名でレスキュー911を立ち上げ08年NPO法人化。本日も朝から3件のモノレール補修。モノレールのエンジン故障には緊急を要し、出動。真穴地区(約200農家)のモノレールはほとんど30年以上前。
本業との両立で懸命に頑張っている。
「僕らがやらなくなったら高齢農家はリタイアしてしまう」と阿部さん。若者の情熱がすごい。
・運営資金などNPO法人支援
・後継者が営農できる支援など要望される。
故郷のみかん産地を守るために全力で取り組んでまいりたい。