午前中、国会事務所での仕事を終え、羽田空港から高知竜馬空港へ
高知竜馬空港から約2時間半。
幡多郡黒潮町へ。地元門田町議と谷合参議院議員と共に高知黒潮若者サポートステーションを視察。
黒潮町に事務局を。高知県内(須崎・土佐・南国・安芸)4か所にサテライトを置き、若者の課題によりそい、解決を目指している。
サポステでは、
1.個別相談(心理面談・訪問支援・保護者面談)
2.進学・復学に向けて
・学習サポート(高校受験・高卒認定試験)
3.就職に向けて
・キャリアカウンセリング・面接練習・履歴書の書き方
4.チャレンジプログラム
・セミナー(職業人セミナー・パソコン等)
・体験活動(ボランティア活動・自然体験)
・職場体験、インターシップ
現在169名が登録。事務所には1日8名以上が来ている。夕方から地元の高校生も気軽に来て活用していた。
また平成22年度厚労省「地域若者サポートステーション」アウトリーチ事業も実施。県から70万のアウトリーチ予算。登録者20人へ訪問活動(アウトリーチ)を実施している。
課題として人員が不足。現在5名の専任(非常勤も含めると13名)予算の拡充も必要。
統括責任者三宅氏に案内いただく。若者塾も若者サポートステーションもNPO法人青少年自立援助センターが運営。
地元小学校(廃校)を利用し、2008年から実施。
ニート状態の若者が就労のための必要なトレーニングを6か月の合宿生活を通じて行う。
当初は県外から若者塾を利用していたが、事業仕訳で昨年より緊急人材育成・就職支援基金 社会的事業者等訓練コースとなり、県内メンバーが主となる。訓練・生活給付金月10万円が支給されている。(利用料は月8万円)
1期生3名が卒塾。現在2期生2名が訓練を受けている。
廃校をうまく活用している。炭づくり等行い、6か月の合宿生活の中で、一回り大きく成長し、社会に巣立っている。
課題・要望として
1.民主党政権で合宿形式の自立塾の取組不透明。4月からの新年度の方向も出ていないため、4月以降の案内ができない。
2.以前の若者塾は柔軟性があったが、事業仕訳後の訓練コースとなり、非常に窮屈。など等。
今回の視察での課題・要望について、今後の政策に反映してまいりたい。