井上幹事長(対策本部長)と


鳥インフルエンザ対策本部


担当部局からヒアリング


鳥インフルエンザ対策に全力!対策本部会合(東京都)

夕方、鳥インフルエンザ対策本部(井上本部長)が開催された。
「現在の鳥インフルエンザの発生状況」について、担当部局からヒアリング。対策を検討。

昨年末から渡り鳥の飛来地を中心に鳥インフルエンザ被害が発生。

【農水省から報告】
1.高病原性鳥インフルエンザ発生状況
①1月21日宮崎県宮崎市 佐土原町   種鶏(ブロイラー) 約10,200羽
②1月23日宮崎県新富町 採卵鶏 約66000羽(養鶏団地全体で41万羽
③1月25日鹿児島県出水市 採卵鶏 約8,600羽
④1月26日愛知県豊橋市大岩町 採卵鶏 約15万羽

2.発生原因は渡り鳥(野鳥)由来がすべて
①全農家に防鳥ネットを張り、点検整備を徹底
②養鶏・畜産団体など注意喚起を
③ねずみ・すずめ・人間等移動感染防止策の徹底

3.全国の鶏の数は?
①採卵鶏は1億4千万羽
②種鶏(ブロイラー)は1億700万羽

【環境省】
1.高病原性鳥インフルエンザ(強毒性)が確認されたのは6羽
2.野鳥における高病原性鳥インフルエンザの環境省の取組
①渡り鳥の飛来経路の解明事業(ウイルスの感染ルート解明の為)
②野生鳥獣感染症情報整備事業(感染の早期発見)
③渡り鳥の飛来情報に関する情報提供事業(飛来情報の提供による予防)

【今後の対応】

①被害地域農家の手当
②野鳥由来の拡大防止策
③正確な情報に基づく広報を迅速に行い、風評被害の防止
④韓国、中国、ロシア各国との情報共有など協力体制