<これまでの活動記録>

関係団体から要望を受ける党懇話会=8日 衆院第2議員会館
公明党の私立保育所のあり方を考える懇話会(坂口力会長=副代表)は8日、衆院第2議員会館で会合を開き、政府が今国会に提出する予定の「子ども・子育て新システム」に関する法案に対して日本保育推進連盟から要望を受けた。

この中で同連盟側は、新システムが導入されることで、民間企業などの参入ができるようになり、(1)保育が産業化され、格差が生じる(2)利益優先になり、保育の質が低下する(3)保護者の負担が増加する―などの懸念を表明。「福祉は公的な責任でやるべきだ」と主張し、現行保育制度の拡充を求めた。

党側は「皆さんの意見を聞き、いろいろな面で課題は大きいと認識した」と述べ、慎重に検討する考えを示した。

 (2011年2月9日付 公明新聞より転載)