香川県薬剤師会の役員の皆様と懇談


社団法人 香川県薬剤師会 辻上会長・中山副会長・石田事務局長と懇談。政策要望を伺う。

1つは一般医薬品のインターネット販売の規制緩和に反対
・医薬品は人の生命、健康に直接影響を与えるもので、一般の商品と異なる。
・生命関連商品である医薬品のインターネット販売の規制緩和は極めて危険。
・薬害被害者団体はじめ多くの被害者団体・消費者団体は反対。

2つは保険調剤報酬の『調剤基本料の大幅引き下げ』に反対

・従来調剤基本料は40点が基本で、24点は例外で不自然。全国の保険薬局の99%は40点で、24点はわずか1%。
・調剤基本料40点を24点に引き下げた場合、地方薬局の維持に多大な影響を与え、地域の医療品提供体制の崩壊へ懸念される。
・一元化の根拠データーは全国保険薬局約5.5万件のうち、21件、53件と極めて少数の薬局の7~8年前の調査で根拠薄弱など等。

その他本日のかがわ遠隔医療ネットワークの電子処方箋システムについても意見交換。
医師と薬剤師とが地域一体で支える安全な医療の実現への取組みなど今後先駆的事例として応援してまいりたい。

夕方の便で上京。夜は労働側のILO前中島理事・桜田新理事の励ます会に参加。連合や経団連など労使関係の方々と交流を深めた。