<これまでの活動記録>
公明党の厚生労働部会(渡辺孝男部会長=参院議員)は3日、参院議員会館で「介護療養型医療施設の存続を求める会」の吉岡充事務局長らと会い、意見交換した。
厚労省は同施設を2011年度末に廃止し、その他の介護保険施設を今後の利用者の受け皿とすることを決めている。
吉岡事務局長は、受け皿となった老人保健施設の利用者の53%以上が、その後、医療機関に入院したという同会の調査結果を紹介。「介護療養型医療施設の廃止と、受け皿施設への転換策は失敗だ」として、今後の存続を強く求めた。渡辺部会長は「公明党は介護療養型医療施設は必要との立場だ」として、今後の対応の方向性を検討していくと述べた。
(2011年3月4日付 公明新聞より転載)