<これまでの活動記録>
公明党の厚生労働部会(渡辺孝男部会長=参院議員)は10日、参院議員会館で、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンなどの安全性について厚労省と意見を交わした。
厚労省は、ヒブワクチンなどの同時接種を受けた乳幼児が亡くなったことを受け、8日に行われた専門家会合について報告。「現段階でワクチン接種と死亡との直接的な因果関係は認められない」との専門家の見解を説明した。また、「小児用肺炎球菌ワクチンの接種を受けたのは110万人、ヒブワクチンは155万人程度と推定される」と報告した。
出席議員からは、多くの国で同時接種が行われていることを踏まえ、事故例の情報収集と正確な情報提供を求める意見が出された。
(2011年3月11日付 公明新聞より転載)