<これまでの活動記録>
公明党の漆原良夫国会対策委員長らは10日、衆院第1議員会館で全日本海員組合の藤澤洋二組合長らと会い、民主党政権が打ち出したカボタージュ規制(外国籍船による国内輸送禁止)の緩和について要望を受けた。
席上、藤澤組合長らは、規制緩和で外国籍船の国内輸送が活発化すれば、航行の安全性や日本人船員の雇用確保の観点から「大変な問題だ。(規制を)堅持してもらいたい」と要請。また、沿海航行区域の拡大や狭水道航路の制限速度見直しにも懸念を示した。
漆原氏は「日本の海運業への配慮が必要だ。規制緩和に歯止めをかけたい」と述べた。
(2011年3月11日付 公明新聞より転載)