朝9時30分から国対役員会。11時からは山口代表の定例記者会見。
16時政調全体会議。


斎藤対策本部長


福島第一原子力発電所災害対策本部


17時福島第一原子力発電所災害対策本部(斉藤鉄夫本部長)の第1回会合。


原子力事故の状況説明


この数日間、原子力発電(原発)の安全性が大きく揺らいでいる。本日党として対策本部を開催、原子力安全・保安院、内閣府からヒアリング。対策へ意見交換。

【今までの事故の経緯・概要】

・3月11日 14時46分ごろ M9.0の大地震発生

・福島第一原子力発電所1~3号機が地震により自動停止した後、緊急炉心冷却装置と停電時に徐熱装置を動かす非常電源が故障するトラブルの発生。
・政府は11日夜、緊急事態宣言。
・その後も事態はどんどん悪化。
同1号機(12日)に続き同3号機(14日)が水素爆発原子炉建屋が壊れた。本日(15日)に入りさらに事態が悪化。同2号機(15日)も午前6時10分爆発。サプレッション・チェンバー(圧力制御室)が損傷。さらに9時38分4号機(15日)も火災発生。


2号機


・周囲に放射性物質の漏えいが明らかに。
10時22分のモニタリングで第3号機付近で400ミリシーベルトの数字。人体に影響のある数字でマイクロシーベルトの1000倍のミリの単位に。


避難地域


・11時、総理は半径20キロ~30キロ以内も屋内避難と避難を拡大。

【現在及び今後の対応】
・現在1号機~3号機は、冷却に向けた作業最優先で進めている。原子炉の空焚きを防止するため、海水を原子炉圧力容器内に注入し冷却を図っている。
・第4号機は水を注入する作業を準備中。

事故の現状と課題、後手後手になっている政府・東電の対応の問題、安全確保対策、今後の対応策など真剣な議論を交わす。