<これまでの活動記録>

有田さん(中央左)らから要望を受ける松副代表(右隣)ら=25日 衆院第2議員会館
公明党の松あきら副代表、古屋範子女性委員長(衆院議員)らは25日、衆院第2議員会館でNPO法人さい帯血国際患者支援の会の有田美智世理事長、日本さい帯血バンクネットワークの中林正雄会長らと会い、さい帯血の法整備などについて要望を受けた。

白血病の治療に有効な、さい帯血移植の保険適用については、1998年に有田さんとともに公明党が強力に推進。99年には日本さい帯血バンクネットワークが設立されたが、全国に10あるバンクの中には、赤字経営で存続が危ぶまれる所もある。

有田さんは「(さい帯血移植は制度化されたが)さい帯血そのものに対する法律が未整備で、10バンクに保存されている、さい帯血の質もばらつきが出ている」と強調。現代の移植医療に沿った法整備への協力を求めたほか、中林会長は、さい帯血の管理費などに診療報酬を認めてほしいと訴えた。

松副代表は「さい帯血(政策)は公明党が進めてきた。責任をもって取り組む」と述べた。

 (2011年5月26日付 公明新聞より転載)