8時からの「ILO活動推進議員連盟」第3回勉強会に参加。


村木審議官


長谷川駐日代表


勉強会


厚労省の村木審議官から「第100回ILO総会について~総会の役割と主要議題」・ILO駐日事務所 長谷川駐日代表から「社会保障制度に関する一般討議について」の講演があり、意見交換を進める。


党介護制度改革委員会


堀越教授


党介護制度改革委員会で、ケアラー連盟共同代表の堀越栄子 日本女子大学教授より、調査研究報告を伺う。


ケアラーの方々の要望をお聞きする


「ケアラー」とは「介護・看病・療育・世話・心や身体に不調のある人への気づかい」など、ケアの必要な家族や近親者・友人・知人など無償でケアする人達。

ケアラーを支えるための日本で初めての全国調査を実施。
全国5地区4000世帯へ。(2010年8月~10月)

有効回答数10,663人の内、ケアラーは2075人(19.5%)

・ケアラーの3分の2が女性。13人に1人は育児と介護の両方をしている。
・12人に1人は12以上ケアしている。
時間的に精神的に拘束され、生活に影響が生じている。
・身体の不調を感じている人2人に1人。心の不調を感じている人4人に1人。
健康状態、経済状態、気持ち、負担感、孤立感をかかえている。

・ケアラーは悩みの相談支援など幅広い支援を求めている。

【ケアラーの願い実現への4つの提言】

1.地域にきめ細かく、ケアラーを支援する「支援センター」をつくる
2.ケアラーとケアが必要な人が、ともに尊厳や健康を守り・社会生活を送れるようにする。
3.国と自治体の取組みを進める。
4.ケアラーの参加を保障する。