早朝東京から広島へ。
離島振興対策本部(遠山本部長)として瀬戸内海離島の島々を訪問。離島振興法の抜本改正めざし、離島の状況知り、適切な政策実現のための訪問第1弾となる。
遠山本部長(衆議院議員)・竹原市道法市議・安木県会議員と大崎上島町を訪問。
大崎上島町は広島県豊田郡の町。瀬戸内海に浮かぶ芸予(げいよ)諸島の大崎上島にある。人口8,329人(2011年1月現在)
木江町、東野町、大崎町の島内3町が合併してできた。国立広島商船高専や中国電力大崎火力発電所、東邦亜鉛契島製錬所がある。
竹原、安芸津からのフェリーで約30分の芸予諸島の中程に位置する。造船業が盛んで、各地に造船所がある。またみかん栽培がさかんである。
町役場にて高田町長・亀山副町長等と懇談・意見交換。
・離島航路の課題(海上交通では燃油高騰や利用客減で、高速艇は3000万の赤字・今治間のフェリーも7000万の赤字など維持費が大変)
・介護、医療等負担が多く財政的に厳しい
高齢化率44%で、認知症など施設の待機待ちの利用者多い
産婦人科がなく、呉や東広島に行かないといけない。年30人程。
・教育は小学校3校(約280人)中学1校(約150人)高校1校(約90)
・観光業・農業・漁業など地元産業活性化が課題など等。
有機栽培で柑橘を扱う中原農園の園主中原伸悟氏からお話しを伺う。
約5㌶の土地を開墾し、柑橘栽培の成功。5年前から有機JASの認定を取得後さらに信用がまし、販路も拡大。条件不利地域で大きく成功した内容を伺う。
何事も謙虚に学び、吸収し続ける姿こそ成功の秘訣と改めて教えられる。