明石港からフェリーで大崎下島 小長港へ。
大崎下島は瀬戸内海の中部にある下大崎群島の島。呉市の所属する。
大長みかんやレモン等蜜柑などの果樹栽培が盛ん。みかん、デコポン生産量は広島県首位。レモン栽培面積は日本最大。
全国初のJA店舗活性化の取組みのYショップを視察。
山崎製パン(株)の「ヤマザキショップ(通称「Yショップ」)とJA広島ゆたかと連携し、JA店舗を活用し1日12時間の営業形態での豊島の山崎支所がYショップに変貌した。
Yショップは普通のコンビニとほぼ同じ雰囲気で誰でも気軽に入れる。品揃えは食料品や日用品が中心でコンビニと同じだが、JA広島ゆたか販売のお土産向けかんきつ加工品や肥料や農薬といった農業生産資材も扱っている。
2009年開店から1年間の業績は総客数が前年同月を常に上回り成功している。Yショップは4店舗に拡大。
新たな取組みは過疎地域でのJAの店舗活性化策として今後大きく期待される。
楠常務は現在の農業の課題としてイノシシの鳥獣対策について国の対応を要望される。猟友会の高齢化、縄張り意識、鳥獣対策予算が少ない等今後改善に取り組みたい。
夕方豊島で長年漁師をされ、現在お好み焼きを経営され、島の地域貢献に尽力されている西中様と懇談。
今の課題は島に仕事の場所がない事。高齢者も若者も島に定着し、喜喜として働ける環境整備を国が対策を講じてほしい旨、強く要望される。
本日離島振興に対して様々な要望・ご意見をしっかり政策に反映できるよう全力で取組んでいきたい。