午前中、岡山市内をまわる。農業政策の研究に従事している方々と懇談。食の安全や世界の衣食住などに関わるバイオビジネスなど現状と課題を伺う。
午後から倉敷市に移動。駅を降りて商店街を通り、美観地区へ。美観地区の方と懇談。地域の課題など意見交換。
美観地区にある世界的に有名な大原美術館(おおはらびじゅつかん)を見学。
大原美術館は、倉敷市にある私立美術館で、公益財団法人大原美術館が運営する。倉敷美観地区の一角をなす。
倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎が、前年死去した画家児島虎次郎を記念して昭和5年に設立した、日本最初の西洋美術中心の私立美術館でもある。
モネの『睡蓮』。マティスの『画家の娘―マティス嬢の肖像』そして大原美術館の代名詞のようになっているエル・グレコ『受胎告知』。 もう感動である。
1922年、3回目の渡欧中だった児島が、パリの画廊で売りに出ているものを偶然見出したもので、。児島はこんな機会は二度とないと思ったが、非常に高価で手持ちの金もなかったため、この時ばかりは大原に写真を送り購入を相談した。現在では、これが大原美術館にあることは奇蹟だといわれている。
その他、トゥールーズ・ロートレック『マルトX夫人の肖像―ボルドー』、ゴーギャン『かぐわしき大地』などの名品が勢ぞろい。
感動の連続であり、至福の時間。本当に素晴らしい。