午前中の本会議で衆議院から送付された『原子力損害賠償支援機構法案』について、菅総理・各大臣に代表質問。
1.福島第一原発事故の収束について
2.放射性セシウム、風評被害について
3.本「機構法案」の修正について
4.仮払い金の早期支給について
5.総理の政治姿勢について
(下記質問項目)
①冷温停止、廃炉に向け、どの位の期間をかけて行うのかなど具体的な道筋如何。【総理・細野担当大臣】
②牛肉の全頭検査の実施、検査基準指針の作成、万全の検査体制の構築、出荷が困難となっている牛の全頭買い上げなど、国が適切な措置を講じるべきと考えるが、対応如何。【総理・鹿野農水大臣】
③風評被害など損害の範囲を幅広くとらえ、確実に賠償の対象にすべきと考えるが、見解如何。【総理】
④原賠法の改正が検討されることを踏まえ、本賠償スキームそのものの見直しも当然ありうると考えるが、見解如何。【総理】
⑤修正案附則第六条を踏まえ、賠償処理の仕組みを改善する点に対する見解如何。【総理】
⑥現行の原賠法についての認識および見直しの検討に当たっての課題・論点についての認識如何。【総理】
⑦東電以外の原子力事業者が負担金を負担することについて、「既に起こった事故であっても、現に対応の困難さに直面しているものであるならば支援の対象とすべき」との認識は、現時点でも変わらないのか。【総理】
⑧仮払い等にかかる事務的な体制整備や予算措置について、第二次補正予算の予備費の活用など適切に対処するべきと考えるが、見解如何。【総理】
⑨マニフェストの誤りを国民に説明する責務があると考えるが、認識如何。【総理】
緊張の10分間であったが、主張すべき事も含めてしっかり訴える事ができた。
【本日質問・答弁を取り上げた記事・ニュース】
①日本経済新聞 ⑧の仮払いの支払いの質問
『菅直人首相は29日の参院本会議で、仮払金の支払いについて「2011年度第2次補正予算の予備費や今後編成する3次補正での計上を視野に適切に対応したい」と述べた。公明党の山本博司氏への答弁。』
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072901000361.html
②共同ニュース
首相、早期解散を重ねて否定「復興が責務」 最後の質問の答弁