<これまでの活動記録>

井野名誉教授(右)と意見交換した党合同会議=17日 参院議員会館
公明党の総合エネルギー政策委員会(加藤修一委員長=参院議員)などは17日、参院議員会館で合同会議を開き、原子力発電所の老朽化対策について、東京大学の井野博満名誉教授、原子力安全・保安院と意見を交わした。

井野名誉教授は、原子炉圧力容器が、炉心からの中性子を浴びて脆くなる現象「中性子照射脆化」について説明。

過去の試験結果を引用し、玄海1号炉の危険性などを指摘した。原子力安全・保安院は、長期間の使用による劣化を把握し、必要な保守管理を行う高経年化技術対策を説明した。

加藤委員長は、原発の運用について「安全性を大前提として進めていかなければならない」と強調した。

 (2011年8月18日付 公明新聞より転載)