公明党「子どもの育成支援委員会(池坊委員長)」のメンバーと地元甚野福島県議と共に、福島の児童養護施設・小学校など訪問。
最初の視察地は、児童養護施設 青葉学園。神戸園長から現状と要望を伺う。
2歳から高校3年生までの58人が暮らし、7割が虐待を理由に入所との事。家庭的な温かなケアが必要。グループホーム2つ。
【要望】
1.心のケアに加え、放射線への対応など人が足りず、職員を加算してほしい。枠外・臨時対応としても検討を。
(発達障害など全国平均20%以上の実態をさらに超えている状況で、障害者加算のない状況も配慮して欲しい)
2.除染費用の対応が出来ていない。数千万円の予算がかかるが、補助は300万位しかでない。
3.グループホームも2つまで等規制が多く、児童養護施設の改善が求められる。
神戸園長は福島県内8つの児童養護施設などの「原発事故に関する緊急避難マニュアル」を作成中で、共通の備蓄庫や2次避難など県外の自治体の相互補助など様々な対策を検討している。
どの場所にも花と絵が飾られており、きめ細やかな配慮を感ずる。
本日の視察での要望を委員会としても対応してまいりたい。