NPO法人 かさおかしまづくり海社を視察。鳴本理事長・藤原事務長らと意見交換。
笠岡市のバックアップで通所介護事業、保育、島内移送、定住促進事業など行政が出来ない部分に取り組む活動は先駆的モデル。
スタッフは35名。以下事業内容
・通所介護事業は北木島で2か所、白石島で1か所、真鍋島1か所の4か所。今後お泊りなどサービスの拡充を図る予定。
・有償運送事業乗用車を使用して島内の移送事業
・幼児育成事業(あゆみ園)を運営(六島)
・ITを活用して笠岡諸島のPR事業
・青少年海洋体験学習事業
・定住促進事業など都市・漁村交流事業
(要望)
・医療面では各島に看護師の常駐体制の要望があるが、市の財政が厳しい
・航路について柔軟に対応してほしいなど等
その後、近くにある通所介護事業の「海社ディサービスほほえみ」を視察。
離島の高齢化率60.4%(平成23年4月現在)
「住み慣れた場所から離れることなく、自分らしく生きていけるよう、地域みんなで支えていきたい!
自分たちで介護サービスを作ればいいんだ!元気なお年寄りが、要介護のお年寄りの介護や話し相手にもなれる!」そんな思いで平成19年2月立ち上げられた。週6日。午前9時~午後4時までの介護サービス。
NPO法人 かさおか島づくり海社が、新しい公共の役割を推進しており、離島・へき地での支援システムのモデルになる思いがする。さらに研究を進めたい。